Ball-point pen × Leatherc 1999
butterflyの後白いレザックで色々なパターンで、あるアルバムの楽曲をイメージに6枚ほど描きました。
その中で習得したり思いついたアイデアで描いた2枚セットの絵です。
さらに若い頃にカラーで描いていた中で色彩のギザギザや歯車を使用していますが、当時は技術が追いついておらず、イメージ通りに表現できませんでした。
ある程度ボールペンマスターしたことで再挑戦しています。
この後、歯車や羽などのモチーフが似た感じで、あるアルバムのアーティストさんのCDジャケットが出たのですが、けっして真似したのではなくこちらの絵の方が先です(笑)
(当時絵は発表していないので、本当に偶然の一致です)『似たようなものが好きだと似たような表現になる』そういう感じだと思っています。
片方では月を描かず、片方では月を描きよりメカニックに。モチーフやイメージは違いますが私の中では対の絵なのです。
この絵は画像倉庫よりアドビストック経由でダウンロードできます
作品ページには載っていないオリジナルフレームやイラストが『画像倉庫(テンプレ)』より
アドビストック経由でダウンロードできます。
今ここにない「何か」と夢見る新しい世界に出会える場所が創作の場です。
科学の眼差しを愛する自分と、現実では出会ない何かを夢見る自分。
どちらかによらなければいけないかと思った時期もありましたが、人間の豊かさがすべてを形作る。
あの、優しく美しく、思索深い世界に私は遠く及びませんが、
石(科学)を愛し、作品も描く。
ある時娘に「石っこ賢さんみたい」ね。と言ってもらえて迷いはなくなりました。