レザック×ボールペン Ball-point pen × Leatherc 2003
アンデルセンの絵話、とかイソップ童話とか、世界のお話とか、実家にやけに絵に凝った絵本がありました。人魚姫の他にもアンデルセン版のナイチンゲールや、ワイルドの幸せの王子、絵が美しくてとてもとても好きでしたが、幼い頃あるあるで、年下の誰かのお家へいってしまいました。なかでも好きだったのが人魚姫の絵で、大人になってから、探しましたが本は絶版。私の中での人魚姫のイメージは幼い頃のあの挿絵。薔薇と夜鳴鳥でもそうでしたが、ないものは作ってしまおう。
とりあえず、イメージを描き出していたのが、この絵です。
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アドビストック経由でダウンロードできます。
今ここにない「何か」と夢見る新しい世界に出会える場所が創作の場です。
科学の眼差しを愛する自分と、現実では出会ない何かを夢見る自分。
どちらかによらなければいけないかと思った時期もありましたが、人間の豊かさがすべてを形作る。
あの、優しく美しく、思索深い世界に私は遠く及びませんが、
石(科学)を愛し、作品も描く。
ある時娘に「石っこ賢さんみたい」ね。と言ってもらえて迷いはなくなりました。